B66「アクトレス」

B66「アクトレス」オーラソーマのボトルの名前には、思わず「なんでこれ、こういう名前なの?」と意味を知りたくなるようなボトルがあります。 今日からは、そんなボトルのシリーズ(シリーズがあるわけじゃありませんよ。あくまで私にとってそんなボトル達、ということで)を取り上げてみたいと思います。 まさに「ネーミング・オブ・ザ・ボトル」ですね。

その栄えある第1回目に抜擢されましたのが、こちらB66「アクトレス」でございます。 どうしてこれをまず取り上げたかったかというと、このボトルは結構些々羅ではお客様に人気のあるボトルだからです。 そして必ず皆さん、選んでから私が、「このボトルの名前は『アクトレス』と言うんですよ。」と言うと「きゃっ! いやぁ~ん。わたし、そんな女優のように演技なんてしてないもん。」とおっしゃいます。

面白い反応だな~と思います。 「女優」=演技者という連想は、いちばんストレートにすぐに思い浮かぶキーワードかもしれませんが、「女優」=キレイ、美人とか「女優」=スポットライトを浴びる人とかいろんなキーワードがあってもいいと思うんですが、皆さん異口同音に「私は、そんな演技なんてしてませんよ。」とおっしゃるのです。

これは、セラピーの場としてここにいる、という自分があるから、その前提として真っ先に連想しやすいキーワードということなんでしょうね。

さて、そこで私は「あなたが演技して生きている、っていう意味のボトルではないんですよ。」とこのボトルの意味の説明に入ります。 「誰でも自分が主役である人生の舞台には、ちゃんと舞台にあがらなければいけない、ということなんですよ。」と。

劇場を想像してみてください。 そこが500人入るホールか、1000人超の大ホールか、それはどちらでも構いませんが、そこの劇場では、舞台が始まると舞台以外の観客席は照明が落とされます。 あなたがもし、自分の人生なのに観客席側に座っているとしたら、せいぜい隣の人の横顔くらいしかみえません。あとは主役がいないのですから空っぽの舞台を見上げるばかりです。 しかし、自分が主役である舞台に立つと初めて、500人の、1000人の顔のひとりひとりがはっきりと見て取れます。それはもうおぼろげな横顔ではありません。正面きって、1人ひとりときちんと向かい合えます。

これが自分が主役の人生の舞台に立つ、ということなのです。 観客の誰もあなたが主役の舞台にあがることはできない。 それはあなたにしかできない。 そして、そのあなたが自分の舞台に上がる、と決めて、そうしたときから初めてよぉく、自分の人生が見えるようになる、ということです。

すべて人生というものはドラマチックであらねば意味がない、というように感じていたり、事実そうして生きている人たちがいます。 実はわたしも、血の気の多い若い頃はそう思っていました。そう思っていたにもかかわらず自分の人生があまりにも平穏に流れていくものだから、逆にイライラしてしまって、自分の人生に何かしら波風がたって、破綻でも転覆でもいい、ドラマチックなことが起こればいいのに、なんて思っていました。

若さ、というものは、エネルギーがあるがゆえにそれを正しく使えていない、と自分が認識すると、間違った方向でもいいからとりあえずそのエネルギーを放出したい、と願います。それが自分自身に向く人と他人に向く人とがいるだけで。

自分で自分のエネルギーがコントロールできずについ破滅的に行動してしまうこともあるんですね。 だから、時々オタクの人が起こす過激な事件などはその心境がわかるような気がして胸が痛みます。

そんなふうにドラマチックであらねば、ということだけを願って生きていると自分の人生を劇的なドラマにするために少しわざと演技したことと、その影に潜む本当の自分との区別がつかなくなってきてしまいます。 役割演技ということをロールプレイングといって、よく私が研修を行っているファッションビルなどで接客業にたずさわっている人たちがお客様とのやりとりを実践的に勉強するために、お客様役と店員役にわかれて流れを演じたりするのですが、自分の人生でも私たちは「○○会社の社員」であったり、「○○の奥さん」であったり、「○○チャンのお母さん」であったり、色んな役割演技をします。 そんな役割を外したときに残る自分がどんなだったか、このボトルは思い起こさせてくれます。 自分の人生の舞台にたつ、ということは必然的にスポットライトを浴びる決意をしたということであり、スポットライトを浴びれば、そこには自然に自分の影もできるのですから。

しかし、このボトルを「アクトレス」というネーミングから解きほぐしてきましたが、実はこのボトルはこう呼ばれる以前には「ヴィクトリアのボトル」と呼ばれていました。 こういうと、たいていの人が「ヴィクトリア女王に関連しているのか?」と思うようですが、それは違います。 創始者のヴィッキーが生きていた頃に、イギリスでテレビの人気番組に出演していたヴィクトリアと名乗る女性がよくヴィッキーのコンサルテーションを受けに来ていたようです。

そしてこの女性が「私は『B36チャリティ』(バイオレット/ピンク)がとても好きなのだけれど、それがもっと淡い色であればいいのに。」と言いました。 その言葉を受けて、ヴィッキーがこのB66「アクトレス」(ペールバイオレット/ペールピンク)を誕生させました。 そして、この女優の名前をとって「ヴィクトリアのボトル」と名づけたのが始まりです。

もちろん、皆さんもおわかりいただけるでしょうが、私たちのみなが「このボトルのこっちの色がもう少しこうであればいいのに。」と言ったところで、「あぁ、そうですか。んじゃ、作っちゃいましょうか。」とボンボンそんなボトルが誕生するわけではありません。 このときにはたまたまヴィクトリアの抱えている問題が、すべての人にも共通する、誕生させるべきボトルであることをヴィッキーが感じ取ったからなんでしょうね。 ・・それにしてもその人の名前を直接ボトルにつけちゃうだけとは、ちょっと芸がないんでねぇの、とは思いますが・・・

B66「アクトレス」。 「他人への奉仕にひそむ無条件の愛」。
キーノートは、「条件付けから離れることで、自分のステージにいる俳優を見ることができる。」
アファメーションは、「私は自分の人生の舞台で、誰が演じているのかに注意を注いでいるとき幸せに感じます。」
特項として、

  • *超然とした態度で、人生において自分が演じるべき役割を認識するのを助ける。
  • *愛を受け入れられるよう助ける。
  • *産婦人科系の症状を緩和する。
  • *不眠症を緩和する。
  • *鉄分欠乏症
  • *四肢の運動機能回復などをサポートする。

もしあなたが人を愛すること、奉仕すること、思いやりを持つことが人生においては大切だけれど、そうして生きているうちに繊細で傷ついてしまった、と感じているなら、あるいは、人生において役割を演じすぎて、本来の自分を今は覆い隠してしまっているな、と感じ他人とも表面的な付き合いしかできなくなっているなら、是非このボトルとワークしてみてはいかがでしょうか。 本来の自分と言うものに気付くかもしれません。

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