B27「ロビンフッド」

B27「ロビンフッド」上部がレッド、下部がグリーンというまるでおめでたいクリスマスのようなこのボトルの名前は「ロビンフッド」と言います。 皆さん、ロビンフッドと言うと、まずはりんごの矢を射抜く名手という話を思い出すでしょう。

でも、意外とロビンフッドが何者であったか、ということについては普段語られません。 ロビンフッドはイギリスにおける伝説上の人物です。 没年やらまで記されている文献まであったりするそうですが、まず、本当に実在していたという証拠文献はほとんどなく、伝説上の人物である公算のほうが強いみたいです。

でも、イギリスでは彼が実在した人物か、伝説上の人物か、そんなことはどうでもいいみたいです。 彼はシャーウッドの森に住む、民衆の英雄なのです。

なぜ、英雄視されるのか? それは、彼が義賊だからです。 義賊とは、悪代官や横暴な貴族、善人ぶった皮をかぶった僧侶などの高い地位につきながら、その地位を悪用して金品をためこんでいる奴らからそれらの金品を奪い、貧しく善良な農民たちに分け与えた、いわば、イギリス版ねずみ小僧です。 それとシャーウッドの森で、仲間たちと暮らす牧歌的な生活ぶりが好感を呼び、今でもイギリス国民から喝采を浴びている人物なのです。

そう、ロビンフッドについては弓の名手ということより、この義賊という部分にフォーカスするべきのようです。 義賊がなぜ民衆の英雄なのか。 それは、民衆が思っていても言えないこと、やりたいけれど出来ないことを見事に体現してくれるからでしょう。

どこの国でも同じですが、悪い金持ちが貧しい民衆からさらに絞り取るような横領を重ね、それに対して民衆は声をあげたいけれど、自分がその矢面に立つほどの勇気はない。 ブスブスとくすぶった不満や飢えを抱えている。 そんなところへ、自分が、横領して私腹を肥やしている金持ちたちに言ってやりたいこと、してやりたいことを肩代わりしてくれる存在がいたら、そりゃあスカッとするでしょう。

そんなロビンフッドですが、最期は敵のだまし討ちにあって、死んでしまいます。 まさに、こういうことが怖いからワシら、よう声あげなんだのよ、という最期なわけです。 ロビンフッドとて、こういう危険はじゅうじゅう承知していたことでしょう。 しかし、民衆のために立ち上がった。 ここが、ロビンフッドがいつの世でも人気者である所以です。

そして、B27のロビンフッドにも、このような解釈が成り立ちます。 このボトルを選ぶ人は、「人が言いたくないこと、やりたくないこと、でも、本当は皆のためには言わなければならないこと、やらなければならないことを先頭切って、やる人」なんだ、ということです。 正しい、と信じたことは正々堂々と主張することができる。 そしてそれをやりぬく、という強さを持っている。 真実をもった人(グリーン)がそれに基づいて行動に移す(レッド)という図式のボトルなのです。

そしてこのロビンフッドの物語が、吟遊詩人によって語られた、という事実も見逃すわけにはいきません。 吟遊詩人とは、現代でいうところのスポークスマンです。

マスコミがなかった時代に、詩という形態をとって、それでも正しいと思ったこと、見た事実を広く世間の人たちに知らしめねばならない、という使命感をもった人が世界を廻りました。 それが吟遊詩人です。 ロビンフッドととても似ています。

B27「ロビンフッド」。 「人に伝えるための人生の情熱」。 キーノートは、「自分の内側で男性性と女性性の関係性を発見する。頭とハート、根っことハートの間のバランス。」 アファメーションは、「私は私の上とわたしに向かって輝く光に開いていきます。私はできる限り今私がいるところを受け入れます。」
特項として、

  • *別離や離婚後の心の傷を緩和する。
  • *性倒錯嗜好の好みを緩和する。
  • *免疫系の機能を高める助けをする。
  • *女性が選んだ場合、男性に対する問題を抱えている。

あなたが今、正義のなかにいる、と感じているけれど、それを公表する勇気が出ないとき、あるいは、別離の悲しみのさなかにいるならこのボトルとワークしてみてはいかがでしょう。 何かしら一歩前に踏み出す勇気を与えてくれるかもしれません。

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